前回のTom Fordでのファッションショーデビューでブランドのコードに従ったセクシーでロックなデザインで堅実なスタートを切ったHaider Ackermann(ハイダー・アッカーマン)は今回も期待に応えたコレクションを発表した。
Haider Ackermannが「彼は夜の街、私は翌朝。私たちのダンスがここから始まる」と説明したように、Tom Fordらしい凛々しい男性的な要素に可憐な女性的な要素が補完されていた。

映画のような真黒の背景にランウェイが明るく照らされて鏡面のような床にそこを歩くモデルの姿が反射して映るようなスタイリッシュな空間でファッションショーが実施された。
複数の時間軸が入り混じるかのようにステージにはいくつものモデルが歩くラインが形成され無作為にモデルたちが交差することもあれば同じテーマでまとめたルックが一挙に登場することもあった。

ブラック、マルーン、ライムグリーンの光沢のあるパテントレザー素材のドレスの3つの同系統のルックでファーストルックを飾った。
身体にぴったりフィットするサイズ感であるのと、メッシュになっているので動きとともに透け感が高まり控えめでありながら自然な色気を演出していた。

ブルーグレー、ベージュの前方向と横方向に大胆なスリットの入ったロングドレスに目を奪われた。
足元にはエメラルドグリーン、コバルトブルーのヒールがアクセントになり、大胆なセクシーをサテン素材が柔らかな印象にしていた。

丁寧にテラードされた無骨でクールなブラックなレザーのジャケットにも魅了された。
控えめにレースの装飾がされたレザーパンツと合わせるなど優美なイメージをプラスしていた。


そのほかにもホワイトのテラードジャケットにカシミアのセーターを羽織ったスタイル、黒の透け感のあるレースの縁取りのスリップとスカイブルーのスカート、ミントグリーンとブラックのカラーでドレープ感のあるガウンなどが注目のルックである。


