Givenchy(ジバンシィ)のアーティスティック・ディレクターであるSarah Burton(サラ・バートン)が就任以来初のキャンペーンを実施した。
2025年3月に発表した2025年秋冬ファッションショーのアイテムの販売に合わせてのキャンペーンである。
イギリス出身の女性デザイナーは女性同士が協調してなにかを制作することの過程に焦点をあてた。
女性特有の視点や美的感覚によって紡ぎだされる物語の制作過程には創造することを心から楽しむ女性の姿が映し出されている。

キャンペーンのモデルを担当したのがアメリカの人気モデルであるKaia Gerber(カイア・ガーバー)である。
オランダの女優、映画監督のHalina Reijn(ハリナ・レイン)が彼女のそばで熱心に振付の指導をして撮影を主導した。
二人は真剣に立ち位置や身振りを確認している様子や見つめあい笑いあう姿がキャンペーンで撮影されている。
まさにこの二人のクリエイティブな女性が協調する姿こそがSarah Burton(サラ・バートン)が今回のキャンペーンで敬意を示したかったことである。

