Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)がアヴィニョン教皇庁で2026年クルーズ・ファッションショーを開催

バチカンでは新教皇であるレオ14世の就任が注目を集めているが14世紀に教皇の住居であったアヴィニョン教皇庁でLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)2026年クルーズ・ファッションショーが開催された。

司教たちが座るカテドラ(司教座)の形をモチーフとした観客用の赤い座席はまさに宗教の行事のような雰囲気。

アヴィニョン教皇庁でファッションショーの開催が行われるのは今回が初である。南フランスでLouis Vuittonのショーが開催されるのは2018年以来である。

クリエイティブディレクターのNicolas Ghesquière(ニコラ・ジェスキエール)はアヴィニョン教皇庁が機能していた中世の時代からインスピレーションを得たコレクションを発表した。

中世の騎士の鎧や紋章をモチーフとしたデザインの丈の短いドレスに無骨なメタリックで装飾されたロングブーツのルックが印象的だ。

貴族をイメージした煌びやかで華やかな刺繍やプリントが施されたドレスには袖と襟元に毛皮がついていて上品に仕上がっている。

宝石のように輝くつま先の開いたブーツに重厚なレザーやジャガードを合わせてルックもシックである。

立体的で独創的なプリーツのルックやメタリックの装飾が施されたレザーのデザインも魅力的だ。

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