高校生のとき容姿に自信が持てずに一番後ろの席に座っていた女性がスカウトをきっかけに華々しいモデルとして活躍してきた。
スーパモデルとして世界中の雑誌の表紙を飾ったり有名ブランドのショーのランウェイを歩きその名を轟かせた。
Chloé 2025ハイサマーコレクションでドイツ出身のClaudia Schiffer(クラウディア・シファー)を起用した。
1990年代から続くモデルとブランドの関係はホットなままであるようだ。

昨年2024年にクリエイティブディレクター就任したChemena Kamali(シェミナ・カマリ)主導の初のハイサマーコレクション。
Chloé à la Plage(クロエ・ア・ラ・プラージュ:フランス語で「海辺でのクロエ」という意味)と名付けられたコレクションはまさに輝く太陽と青い海のバカンスにぴったりのアイテムを取り揃えている。
南フランスの街並みのようなくすんだ暖色がこんがりと焼けた肌と調和してより色気のあるスタイルに変貌する。

Made For A Woman(メイド・フォー・ア・ウーマン)とのコラボレーションでラフィア素材を用いて丁寧にハンドメイドで作成されたバッグがコレクションのシグネチャーアイテム。
Summer Banana(サマーバナナ)という名前のバッグには手書き風のChloéのブランドロゴとゴールドのチャームが付いていて一夏のバカンスをより華やかに彩る。

ひまわりの豪華なゴールドのネックレスがアイコニックなアクセサリー。
真珠と貝殻をオマージュしたビーチを連想するものからマルチカラー樹脂ビーズを取り入れた華やかなものまで夏をイメージするゴールドのアクセサリーが多く登場している。

クレープデシン素材のピンクのフローラル柄が美しい流れるようなフリルのドレスとスカートが注目のアイテム。
控えめな花柄の刺繍の純白なフリルのトップスにはアクセントでゴールドのパイナップルチャームが付いている。
サンゴ礁柄の刺繍の付いたワンピースの水着はV字型の独特な形をしている。

透明なTPU素材で作成されたChloé Jelly(クロエジェリー)というサンダルのヒールの部分には貝殻をモチーフとしている。
木製の分厚いソールと革のアッパーを金の丸い留め具でつなぎ合わせたJeannette(ジャネット)というサンダルはクロエらしいデザインを継承している。
