2025-2026年秋冬パリファッションウィークが終了したあとファッション業界にDemna(デムナ)に続いてさらなるクリエイティブディレクターの交代に関するニュースが流れた。
Loeweのクリエイティブディレクターを務めるJonathan Andersonがブランドから離れると発表されました。
北アイルランド出身のデザイナーが2013年9月にLoeweのクリエイティブディレクターに就任されてから11年にも及ぶ関係に終止符が迎えた。

昨年の2024年12月にはJonathan AndersonとLoeweの過去10年間をまとめた本が発表された。
過去のコレクションのデザインなどが636ページにまとめられており退任の伏線となっていたと感じます。
3月27日(木)よりLoeweの店舗およびオンラインにて発売予定です。

Jonathan AndersonのLoeweにおける最初のハイライトは2015年春夏ファッションショーで発表されたパズルバッグでしょう。
1980年代以降シグネチャーバッグを発表していなかったまさにLoewe復活の一歩となるバッグです。
日本の折り紙から着想を得た様々なパーツにカットされた皮をハンドメイドでまるでパズルのように組み合わせれて作成されています。
1846年に皮職人のグループによって設立されたLoeweならではのレーザー細工の高い熟練度と技術を表現したデザインです。
シーズン毎に素材、色、サイズを変えて発表から10年が過ぎたいまでもLoeweを代表するバッグです。

Loeweならではの高いレザー加工技術のJonathan Andersonの遊びごごろ溢れたデザインが融合したのが動物をかたどったアニマルシリーズのレザーバックです。
廃棄予定のレザーの切れ端を使って有効活用して偶然できたデザインですが様々な動物をフィーチャーしたLoeweを代表するシリーズとなりました。
その中でも2016年のパンダのバッグ、2017年のゾウのバッグがそのデザインが容量的にも相性がよくいまでも人気です。


近年はレザー製品の枠にとらわれずJonathan Andersonの創造性を惜しみなく発揮していました。
とくに日用品をファッションのアイテムに取り入れるデザインがセレブリティの間で話題となりトレンドとなりました。
2022年春夏コレクションのにバラ、石鹸やローソクを模したデザインをヒールの部分に装飾した独創的なシューズが登場しました。
続く2022年秋冬コレクションには風船をあしらった圧迫されていまにも破裂しそうな瞬間をデザインしたサンダルやドレスが注目を集めた。


さらならクリエイティブティを追求して想像を超えたデザインを2023年春夏ファッションショーで発表した。
ではまるでマインクラフトの世界から取り出してきたようなピクセル化されたデザインのオーバーサイズのスウェットシャツが話題となった。
さらには最もハイライトとなったルックはエキゾチックな花を大胆に装飾したアイテムです。
光沢のある花が女性の上半身を覆い隠している衝撃的なルックです。


2024年のシーズンではより落ち着いたリラックスしたルックが目立つようになった。
洗練された上品な花柄のドレスと大きなバックルのベルトがアクセントのルックに惹かれます。
そのほかにも淡い色味の清楚なフラワープリントのボリュームのあるスカートが特徴のドレスなどが印象的です。

