コペンハーゲンを拠点とするファッションブランド
Saks Pottsは個性的な色鮮やかな甘めのデザインが特徴のウィメンズウェアブランドです。
コペンハーゲンのライフスタイルがブランドのルーツ
Saks Pottsは幼馴染の女性二人によりコペンハーゲンを拠点として2013年に設立されました。Cathrine Saks（カトリーヌ・サックス）とBarbara Potts（バーバラ・ポッツ）はともに1993年生まれでコペンハーゲンで育ちました。
コペンハーゲンのユニークなデザイン文化や豊かな自然環境が彼女たちにインスピレーションを与えブランドのルーツになっています。実際にカトリーヌとバーバラはデンマークの自然豊かな北部の森や海を散策しながら新しいコレクションのアイディアの着想を得ています。
自然だけではなく、デンマークの人々、動物、建物や家具まで様々なものからインスピレーションを得ています。
最新の2023春夏コレクションではオーストラリア出身でデンマーク王室に嫁いだメアリー皇太子妃のカジュアルでありながらエレガントなミレニアム・スタイルから着想を得ています。
幼馴染の学生が立ち上げたブランドが世界的人気を得るまで
カトリーヌとバーバラがSaks Pottsを設立したとき彼女たちはまだ19歳と20歳の学生でした。野心的で若い彼女たちはこの世にまだ存在しないコートをデザインしたいという思いでSaks Pottsが誕生しました。
その思い出誕生したのが襟元の色鮮やかなファーが目を引くFebbe Coatという毛皮のコートです。Saks Pottsの第一弾のコレクションはこのコートのみでしたが、インフルエンサーやファッション関係者の目にとまりすぐに世界中で人気を得ることに成功します。
カトリーヌとバーバラの幼馴染のペアはその後もお互いを補完しあいながら既存のルールにとらわれないようにコレクションを発表していきました。
後続するコレクションでもKendall Jenner（ケンダル・ジェンナー）, Katy Perry（ケイティ・ペリー）, Cardi B（カーディ・B）, Beyonce（ビヨンセ）, Rihanna（リアーナ）, Lady Gaga（レディー・ガガ）, Maggie Gyllenhaal（マギー・ジレンホール）, The Crown Princess of Denmark（デンマーク皇太子妃）, Meryl Streep（メリル・ストリープ）, Rosalia（ロザリア）などたくさんのセレブリティから支持されトップブランドの仲間入りを果たします。
コペンハーゲンのライフスタイルがブランドのルーツ
Saks Pottsの設立時、カトリーヌとバーバラは19歳と20歳という若い年齢でしたが、月日が経つにつれ彼女たちの思想も変化していきます。その変化はSaks Pottsというブランドの変化にも表れています。
設立当社から素材にこだわってきましたが、ブランドが成功するにつれて素材の調達元を見直してさらによりいいものを探しています。とくに彼女たちのお気に入りは伝統的な家族経営の小さいな会社です。
現在の環境に考慮して毛皮の取り扱いを減らすなどサステイナビリティのレベルも年々向上しいています。
さらにビジネス面では、同じ拠点のデンマークのブランドであるGanniのビジネス開発責任者であったJosefine Laigaard（ ジョゼフィーヌ・レイガード）という女性がCEOに任命されています。
設立当社から変わらないものがあり、それはこの世にないものを作成したいという彼女たちのデザインにかける思いです。これからもSaks Pottsの大胆なディテールと色鮮やかで甘いスタイルは世界中の女性を虜にしていくことでしょう。
